護持会費の管理 ― 未納を残さず、集金簿と二重管理にしない
最終更新日: 2026-09-22
護持会費は世帯ごとに年度単位で納めてもらう会費で、寺院の維持に直結します。困るのは「誰が未納か分からない」「集金簿と帳簿の二重管理」「離檀した世帯の扱い」の三つで、いずれも請求を先に立てる管理に変えると解けます。
請求を先に立てる
入金があった家だけを記録していると、未納は「記録が無い家」でしか分からず、離檀や転居と区別できません。年度の初めに全世帯分の請求(誰に・いくら)を立て、入金をその請求に当てる形にすると、未納は「請求があって入金が無い家」として一覧になります。
会費の項目は複数あってもかまいません(護持会費と墓地管理料など)。世帯ごとに額が違う場合は、その世帯だけ上書きします。
入金の記録
入金は日付・額・方法(現金・振込)を請求に紐づけて記録します。分割納入は残額として残し、多く納めてくれた分は志納として別に受領を記録します。
免除と離檀
高齢や事情のある世帯を免除にする場合は、請求を消さずに「免除」の印を付けます。消してしまうと翌年に判断の記録が残りません。離檀した世帯は台帳から消さず「離れた」状態にし、その年度までの未納は残したまま、翌年度から請求を立てないようにします。
集金簿との二重管理をやめる
総代や組長が集金簿で集めている寺院では、集金簿の○×を帳簿に転記する作業が毎年発生します。集金簿の写真から納入の印を読み取り、請求と突き合わせて一括で入金にできれば、転記は要らなくなります。読み取りが間違っていても、確認してから確定する手順なら安全です。
案内と督促
年度初めの案内文には、項目と額、振込先、参詣の折に納めてもよい旨を書きます。未納のお願いは責める言い方を避け、「行き違いでお納めいただいている場合はご容赦ください」の一文を入れると角が立ちません。
年忌管理帳の場合
年忌管理帳は、設定した年度初めの月に全世帯の請求を自動で作り、入金は請求の行から2タップで記録できます。未納の世帯は一覧とホーム画面の件数で分かり、免除と離檀は記録として残ります。集金簿の写真を撮ると納入の印を読み取って一括で消し込め、会費の案内文と未納のお願いの下書きも作れます。料金は月額3,000円(税込)、30日間無料で、お使いいただけます。
年忌管理帳
過去帳・檀家名簿を写真で取り込むだけ。年忌と護持会費の管理をスマホで。
月額3,000円(税込)・30日間無料・カード登録不要