年忌の管理 ― 回忌の数え方と、案内を漏らさない仕組み
最終更新日: 2026-09-22
年忌の案内漏れは、故人が増えるほど起きやすくなります。数え方そのものは単純ですが、宗派ごとの回忌セット、弔い上げ、新盆の扱いが絡むと手計算では抜けが出ます。ここでは計算のルールと、管理の型をまとめます。
回忌の数え方
一周忌だけは満1年で、没年の翌年です。三回忌以降は「回忌の数 − 1」年後になります。
- 一周忌: 没年 + 1年
- 三回忌: 没年 + 2年
- 七回忌: 没年 + 6年
- 十三回忌: 没年 + 12年、十七回忌: + 16年、二十五回忌: + 24年、三十三回忌: + 32年、五十回忌: + 49年
- 神道の年祭(一年祭・三年祭・五年祭・十年祭…)は満年数で、三年祭は没年 + 3年。
宗派による回忌セットの違い
どの回忌を営むかは宗派と地域で違います。二十三回忌・二十七回忌を数える宗派と、二十五回忌でまとめる宗派があり、同じ宗派でも寺院によって三十七回忌の有無や、弔い上げを三十三回忌にするか五十回忌にするかが変わります。管理の道具には、既定の回忌セットを寺院ごとに変えられることが必要です。
- 二十三・二十七回忌を数える例: 一周忌・三・七・十三・十七・二十三・二十七・三十三・三十七・五十回忌
- 二十五回忌でまとめる例: 一周忌・三・七・十三・十七・二十五・三十三・三十七・五十回忌
- 浄土真宗の一例: 一周忌・三・七・十三・十七・二十五・三十三・五十回忌
- 神社: 一年祭・三年祭・五年祭・十年祭・二十年祭・三十年祭・四十年祭・五十年祭(まつり上げ)
四十九日・百か日・新盆
四十九日は亡くなった日を1日目と数えて49日目で、命日の48日後です。百か日は同じ数え方で命日の99日後です。神道の五十日祭は、亡くなった日を1日目と数えて50日目(命日の49日後)です。
新盆(初盆)は、四十九日を過ぎてから最初に迎えるお盆とする地域が多く、四十九日がお盆の後になる場合は翌年のお盆が新盆になります。お盆を7月に行う地域と8月に行う地域があるので、寺院の設定に合わせます。
命日が月までしか分からないとき
古い過去帳には月までしか書かれていない故人がいます。この場合、年忌の年は正しく計算できますが、日は決められません。「日不明」のまま月の一覧に出し、案内の際に施主に確かめる、という扱いにします。年だけの故人は年回表にだけ出せば十分です。
案内を漏らさない管理の型
手順を固定すると漏れません。
- 毎月初めに「今月」「来月」の年忌を一覧で出す。
- 一覧の各行に「未案内 → 案内済 → 施行予定 → 施行済」の状態を付け、案内したら日付を記録する。
- 施行済のときにお布施の受領を故人に紐づけて記録する。
- 月末に「過去3か月で未案内のもの」を確認する。ここに残っている行が漏れです。
- 弔い上げにした故人は、それ以降の回忌を出さないようにする。
年忌管理帳の扱い
年忌管理帳は、命日と宗派の設定から年忌・四十九日・百か日・新盆を自動で計算し、ホーム画面に今月・来月の該当と対応漏れを並べます。回忌セットと弔い上げは寺院ごとに変えられ、故人ごとに弔い上げの回忌も指定できます。年回表はA4横で印刷でき、案内文は法要名・故人名・日付入りで下書きされます。料金は月額3,000円(税込)、30日間無料です。
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